「 全身の若返り」細胞からのエイジングケア
幹細胞培養上清液治療とは、幹細胞を培養する際に細胞から生み出される上澄み液を用いた治療のことです。幹細胞培養上清液には、組織の再生や細胞の機能回復に働きかけるサイトカインや成長因子などのたんぱく質が豊富に含まれており、細胞の機能回復に重要な役割を果たします。
| 投与時間 | 15分 |
| 点滴時間 | 1時間 |
| 局所注射 | 30~45分 |
| 間隔 | 30~60日間隔 |
※治療の間隔は、担当医師の指導の下異なります。
治療の流れ
STEP1. 問診および術前採血
画像診断を併用することがありますので、今までの診療録やCT、MRI等の画像をお持ちの方はご持参ください。
STEP2. 投与(治療)
投与方法
・静脈注射 – 点滴
・皮下注射 – 腹部・臀部
・局所注射 – 頭皮・顔首
– 関節 ※場合によってはMRI 撮影(30分)
治療の流れ
皮下注射とは?
予防接種などのように、皮膚の下にある皮下組織に注射を打つ方法で、筋肉注射と比べると痛みが少ないです。皮下組織には血管が少ないため、吸収速度はゆっくりで、血中濃度が、長時間保ちながら穏やかに効いていきます。そのため、製剤がその場に駐留することになり、一時的に腫れの症状を起こします。
幹細胞培養上清液の可能性
幹細胞培養上清液は、幹細胞を培養する際に分泌される液体で、成長因子やサイトカインなどの生理活性物質を豊富に含んでいます。これにより、細胞の再生や修復を促進する効果が期待され、慢性疼痛やアトピー性皮膚炎、自己免疫疾患などにも効果があると報告されており、再生医療や美容、抗炎症治療の分野で注目されています。特に、皮膚の若返りや傷の治癒促進、関節の炎症抑制など、実用化の幅が広がっています。
幹細胞培養上清液の種類
院では、6種類の幹細胞培養上清液を用いた治療を行っております。お悩みに合わせた上清液のご提案が可能です。
1. 羊膜(ようまく)
- 特徴: 胎盤の一部で、胎児を包み羊水を保持している薄い膜。
- 成分: コラーゲン、ラミニン、ニドゲンなどのタンパク質層で構成される。
2. 胎盤(たいばん)
- 特徴: 母親と胎児をつなぎ、生命維持に不可欠な役割を持つ器官。
- 機能: 栄養や酸素を胎児に供給し、胎児の老廃物を母親側へ受け渡す。
3. 骨髄(こつずい)
- 特徴: 成長因子を豊富に含み、組織再生や疾患治療に幅広く応用される。
- 効果: 細胞の増殖・修復の促進、炎症の抑制、免疫応答の調節。
4. 臍帯血(さいたいけつ)
- 特徴: 出産後の胎盤と臍帯(へその緒)に残った血液。
- 成分: 臓器、筋肉、骨、神経、血液成分を成長させるための「幹細胞」が豊富に含まれる。
5. 歯髄(しずい)
- 特徴: 歯の中心部にある「歯の神経」のこと。
- 期待される能力: 神経細胞への分化能力があり、高い神経増殖能が期待されている。
6. 脂肪(しぼう)
- 特徴: 幹細胞を採取しやすく、美容液やクリーム等の化粧品にも応用されている。
- 効果: 血管新生や組織修復能が高く、血流改善や損傷組織の回復に効果的。
幹細胞・成分別トータルケア
1. 皮膚のアンチエイジング(肌老化改善)
肌のバリア機能を高め、ターンオーバーを正常化します。
- 使用成分: 羊膜、臍帯血、上皮細胞、線維芽細胞
- 主な効果: * 肌老化の改善、バリア機能・炎症の改善
2. トータルアンチエイジング(全身の若返り)
身体全体の細胞活性を呼び覚まし、総合的な若返りを目指します。
- カクテル例: * 胎盤 + 羊膜
- 胎盤 + 臍帯血
- 胎盤 +(脂肪 or 臍帯血カクテル)
- 主な効果: 身体の細胞活性の回復、全身のエイジングケア
3. 麻痺・認知症の改善、進行予防
神経細胞の修復と血流改善に特化したアプローチです。
- 使用成分: 羊膜、歯髄
- カクテル例: 歯髄 + 臍帯血カクテル
- 主な効果: * 神経細胞の増殖と修復促進
4. アトピー性皮膚炎・フレイル(虚弱)改善
炎症を抑え、低下した身体機能を回復させます。
- 使用成分: 羊膜、臍帯血、骨髄、脂肪
- カクテル例: * 骨髄 +(羊膜 or 臍帯血カクテル)
- 主な効果: 炎症改善、神経修復、フレイル(加齢による虚弱)改善
5. 痛みの改善・骨粗しょう症
腰痛やひざの痛みなど、関節や骨のトラブルにアプローチします。
- 使用成分: 歯髄、脂肪、臍帯血、羊膜
- カクテル例: 歯髄 +(脂肪 or 臍帯血カクテル)
- 主な効果: 痛みの緩和、骨密度のサポート、組織修復
6. 育毛・発毛、ED改善
血流を促進し、細胞分裂や神経伝達を活性化します。
- 使用成分: 歯髄、胎盤
- カクテル例: 歯髄 + 胎盤カクテル
- 主な効果: * 育毛: 毛髪細胞の分裂促進、FGF-7(成長因子)の増加
症例写真
【治療内容】
羊膜由来幹細胞培養上清液 3回(皮下注射)
BEFORE
AFTER
【 経過】
極度のアトピー性皮膚炎に悩まれていた方。1回目の施術後は、ターンオーバーが促進され、一時的に皮むけの症状が強く出ましたが、2回目以降、アトピー性皮膚炎の症状が緩和されていきました。
【治療内容】
臍帯血由来幹細胞培養上清液 3回(皮下注射)
臍帯血由来幹細胞培養上清液+ミノキシジル頭皮注入(水光注射) 3回
BEFORE
AFTER
【 経過】
頭頂部の薄毛を気にされており、当初は上清液を局所注射して現状維持の状態であったが、新たにミノキシジルを
追加することで3回の注入で毛量と密度が増加し現在まばらな薄毛となっている。