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血液浄化療法

特殊な装置で根こそぎクレンジング

当院の血液浄化療法(二重ろ過血漿浄化療法)は、体外に取り出した血液を血球成分と血漿成分に自動的に分離し、血漿成分をろ過し、もう一度血球成分と混合して体内に戻す、高度な血液の浄化療法です。血中の老化因子である終末糖化産物、炎症を誘発するたんぱく質、悪玉コレステロールなどの有害因子を除去することによって、老化の基となる全身の慢性的な炎症を緩和します。

所要時間2.5~3.5時間
間隔3~4か月に1回

治療の流れ

STEP1. 問診

問診を行います。

STEP2. 術前採血

血液浄化を行う準備の段階で、採血を行います。

STEP3. 血液浄化開始

針の太さは通常点滴をする針より2周りほど太い針を用います。片腕から脱血(血液を吸引)、もう片腕から送血(血液を戻す)をします。血液浄化中に循環する血液量は約4,000~5,000ml、浄化する血漿量は男性が1,500ml、女性が1,200~1,300mlを予定しております。年齢や体重によって条件が変わります。

 

STEP4. 術後採血・抜針・止血

血液浄化終了後、採血を実施し、治療前後の評価を行います。

 

血管老化の予防

 健康意識の高い皆様の中にも、緻密なドックや定期的な診察を受け薬を服用しているにも関わらず、悪玉コレステロールの数値が下がらなかったり、メタボの状態が続いていたり、血管老化が認められる方が少なくありません。脳梗塞や心筋梗塞など、血管が詰まってしまってから初めて手厚い治療を受けるのではなく、発症前の段階で、積極的な予防対策として行われている治療です。長年、様々な疾患に対して治療が行われてきた治療法です。

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予防血液浄化の対象

将来の疾患リスクを軽減したい方

  • 脳梗塞や心筋梗塞のリスクがあると言われている。

検査数値に表れない不安がある方

  • 血液検査や血圧は正常だが、動脈硬化の兆候がある。
  • 薬を飲むほどではないが、将来のために積極的な対策をしたい。

再発を予防したい方

  • すでに標準治療を受けているが、過去に脳梗塞や心筋梗塞を経験したことがある。

治療後期待できる効果

悪玉コレステロール・中性脂肪値の改善

血液中の余分な脂質をケアし、数値を正常な状態へ導きます。

動脈硬化の原因物質を直接除去

脂質や炎症細胞など、血管壁にダメージを与える物質を直接取り除きます。

血流・自覚症状の改善

血行が良くなることで、肩こり、手足の冷え、肌の色調などの悩みを軽減します。

血管内皮機能の改善

血管自体のしなやかさを取り戻し、血管年齢の若返りをサポートします。

治療方法

「DFPP(二重濾過血漿交換療法)」は、膜型血漿分離器を用いて血液から血漿を分離し、血漿中に存在する病因関連物質などを除去するために二次濾過膜を通過させます。二次濾過膜を通過できない物質は除去され、通過できる物質は体内に戻されます。

Step A:準備(採血開始)

患者様の腕に針を刺し、血液を体外へ循環させるための準備を行います。

Step B:分離(血漿の抽出)

取り出された血液はチューブを通り「血漿分離器(けっしょうぶんりき)」へ。ここで、血液を「血球」と「血漿(けっしょう)」に分け、血漿のみをろ過装置に送ります。

Step C:浄化(病原物質の除去)

「病原物質ろ過装置」にて、以下の不要物を精密に取り除きます。

  • 脂質: 悪玉(LDL)コレステロール、中性脂肪
  • 粘度: フィブリノゲン(血液の粘まりの原因)
  • その他: 動脈硬化を促進する病原物質

Step D:帰還(浄化血液の戻し)

浄化されたきれいな血漿を、先ほど分けた血球と合わせ、再び患者様の体内へと戻します。

当院での治療症例

フィルターの使用前後

血液浄化後のフィルターの中身を抽出したもの(主に中性脂肪、コレステロールなど病原物質)

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